ロゴJPEG(0825).jpg

2012年05月09日

戸建て住宅でも防音対策を・・・

マンションやアパート住まいを経験された方なら、上下階や戸境の騒音に悩まされた方は多いのではないでしょうか。

そして、これから戸建住宅の購入を考えている多くの人は、マンションやアパートの様に上下階等の音を気にしなくてもよくなるときっと安心してみえることでしょう。

しかし、戸建住宅でも防音対策を検討しておいた方がいいかもしれません。

現在、戸建住宅の防音対策は、主に外からの騒音対策がメインとなっています。しかし最近では、住宅内部の音が気になるという人が増加していると聞きます。よって、今後防音対策も十分行っていないと快適な暮らしが得られなく恐れがあると思うのです。

現在の分譲マンションはスラブ厚(床コンクリート厚さ)を厚くしたり、防音マットを敷きフローリング材を敷くなど、上下階の防音対策がなされています。しかし戸建住宅の防音対策はマンションよりもかなり遅れています。

何故戸建住宅の防音対策が遅れているのかは、戸建住宅では、ひとつ屋根の下一家族が暮らすため、住居内で起こる騒音は家族内で注意しあえば騒音はコントロールできるだろう、あまり気にならないだろう、と考えられてきたことに原因があるのではないかと想像します。

ということで、これから戸建住宅を検討している方は、「こんなに音が気になるんだぁ」とならない様、防音対策も計画段階で検討して頂きたいと思います。

特に戸建住宅でやっておきたい防音対策は次のとおりです。

・上下階間の対策・・・2階の歩行音は結構気になるかもしれません。わが家でも子供の走り回る音とか気になりますね。。。

これは、2階床部分の構造と1階天井部分の構造を分離させることである程度効果が得られるはずです。

また1階天井裏にグラスウールやロックウールといった吸音効果のある材料を敷き詰め吸音させたり、2階の床下に遮音シートや防音マットといった材料を挟み込むことで防音対策ができると思います。

・部屋間の対策・・・隣室からの音も気になるかもしれませんよね。特に主寝室・子供部屋間や子供部屋同士間の壁は防音対策を講じたい所です。

これは、壁内にグラスウールやロックウールを入れたり、壁の両面を石膏ボード2枚張りにすると遮音効果が高くなります。

特に、壁の遮音性能をUPさせなくとも部屋と部屋の間にクロゼット等の収納スペースを設ける間取りにすることで隣室の音は気にならなくなるでしょう。

・2階の設備音の対策・・・特に2階のトイレの排水音に注意した方がいいです。

これは、配管経路を主寝室や子供部屋の天井や壁に計画しないこと、トイレの位置を1階のトイレの位置に合せるなどして居室近くへの配管にならない様配慮しましょう。

また、床置きタイプのエアコン室外機の振動が気になるケースもあるので、防震ゴム等が取り付けられているかのチェックが完成時必要となってきます。

音に敏感な方は、防音対策は検討すべき項目となってきますね。
posted by hi-asunaro daihyo at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | diary

2012年05月02日

断熱性を向上させるLow-Eガラスとは?

住宅の断熱の基本は、、、

1.天井や屋根、外壁、床に所定の厚みの断熱材を施工すること。

2.外壁に通気層を設け、断熱材の室内側に防湿層を設け壁の中の結露を防止すること。

3.複層ガラスを設置したり、日射の進入防止措置を講じ、窓の断熱化・日射遮蔽すること。

となります。

住宅の断熱性を高める上で重要となってくる要素の一つとして、上記に挙げた3番を無視する訳にはいきません。

それは何故かというと、住宅で一番熱の流入が多い場所が“窓”になるからです。冬場の暖房時、住宅から逃げていく熱全体の約50%は、なんと“窓”になるのです。

よって、住宅で面積的に大きくなる壁や天井、屋根の断熱性に注意を払うことは当然ですが、“窓”にも断熱性を要求しないと断熱性の低い住宅になってしまう可能性もでてくる訳です。

では、“窓”にどんな措置を講じればよいか?ということになりますよね。

“窓”で断熱性が低い部分はガラスになります。近年住宅で使用されるガラスは、単一ガラスから複層ガラス(ペアガラス)と移行し、住宅の断熱性を向上させてきました。

そして最近では、“Low-Eガラス”という商品も開発され、今では国が進める住宅の省エネ化にも伴い、採用が一般化しつつあります。

Low-Eとは、「低放射」という意味で、単一ガラスと比較すると約8倍放射率が低くなるということです。ガラス面に金属膜をコーティングすることでつくられ、放射率を低くさせることで赤外線を反射させています。よって熱を通さない断熱性の高いガラスとなるのです。

では、“Low-Eガラス” を採用すれば住宅の断熱性は必ず向上するかというとそうでも無いと考えます。

“Low-Eガラス”には「断熱タイプ」と「遮熱タイプ」と2タイプがあります。

「断熱タイプ」 は、冬の日差しを取り入れ、かつ室内の熱を逃がしたくないというケースに適しています。つまり、南面に設置したり、日差しの入らない北面に設置することで効果を発揮するタイプといえるでしょう。

「遮熱タイプ」 はといえば、夏の日差しや紫外線をカットしたいというケースに適しています。特に、夏場の西日は厳しいので西面に設置すれば効果は覿面(てきめん)です。

つまり、それぞれのタイプを適所に使用することで、初めて断熱性や遮熱性を向上させることができ、快適な住まいを造ることができると思うのです。

“Low-Eガラス”だから・・・と安易に考えず、どんなものなのかをしっかり調べることで性能等が理解でき、採用すべき場所や使い分けについても検討することが出来る様になると思います。
posted by hi-asunaro daihyo at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | diary

2012年04月25日

床暖房の落とし穴

快適な住空間を得るためには様々な設備が必要となってくると思います。そんな中、冬場あったらいいなぁと思う設備といえば“床暖房”になるのではないでしょうか。

年々新築着工件数が減少している中、この床暖房の普及率は徐々に増え、今では40%強とかなり高い数値になりました。多くの住宅で採用され始めているので、ぜひ導入したいところです。

皆さんの中にも“床暖房”の導入を決めている方は多いのではないかと思います。

“床暖房”の一番の良さは何かというと。。。

それは、足元から暖まるので、「頭寒足熱」となり健康によく、輻射熱により部屋全体が暖まるという点ではないでしょうか。

しかし、実際にはすべての床暖房設備を設置した家が快適な空間となっているかといえばそうでないケースも散見されます。

例えば、「確かに暖かいが電気代が気になり、利用しないことが多い」とか「床暖房だけでは寒い、他の設備も併用しなければ、、、」という話を聞いたりします。

こうした意見があるということは、“床暖房”を設置したからといって必ずしも快適になるとは限らないのでは無いかという疑問が生じますよね。

そして、高い費用を投じて“床暖房”を採用してもこのような状態になってしまったら、目もあてられません。。。

では何故、こうした意見が出てくるかというと、“床暖房”には様々な種類があり、どの種類がどんな暮らしに適しているか確認しないで設置してしまうので、“床暖房と暮らしとのミスマッチ”が起こっていることが原因だと思うのです。

主に床暖房は、温水式と電気式に大きく分けることができます。

温水式は、燃料がガスの場合、維持費は、電気式よりも安くなります。しかし、機器代が電気式よりも割高で、メンテナンス費用も必要になります。一方、電気式はメンテナンスフリーとなります。

温水式、電気式それぞれには、長所短所が必ずあり、またメーカーによる違いもあります。よって床暖房の採用を考えた場合は、採用面積や部屋数、コスト、そしてあなた自身のライフスタイルから考えなければならないのです。

例を挙げると、採用する部屋がリビングだけだとか、利用時間が短時間の場合には、電気式が合っています。逆に、採用する部屋数が多い場合や、常に家にいるなど利用時間が長い場合には、維持費が掛からない温水式を選択した方がいいのです。

また当然、断熱性や気密性といった性能が住宅に十分あるかどうかといった部分も重要になることは言うまでもないでしょう。

こうして、採用した“床暖房”が機能を十分に発揮できるかどうかは、あなたの暮らしや住宅の性能にあった“床暖房”の選択ができるかどうかにかかってくるのです。

そんな点を考慮に入れながら“床暖房”の採用を考えてみてはいかがでしょうか。
posted by hi-asunaro daihyo at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | diary